第23回:どいらじ蔵出し音声祭り(前篇)

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(前篇)

この番組は、映画についてはさほど詳しくなく、でも人並み以上に映画を愛し、なによりもう映画なしでは生きられない身体になってしまった、通称映画凡人たちが集まって、まったくもって実のない話を好き勝手にお届けする、映画崇拝型トークバラエティ番組です。

コタツ:学校の怪ダニスト(https://twitter.com/kojima_tatsuya)
おまけ:ポンコツムービードリフター(https://twitter.com/EscapeIntoMovie)
まり:映画大好き女子大生(https://twitter.com/apple0917pomme)
たんたん:爆発映画鑑定士(https://twitter.com/tantantanno)
がわら:録音編集・マスタリング作業(https://twitter.com/BLANCKETer_1128)



どいらじ蔵出し音声祭り(前篇)

いままでひそかに録り貯めていた未公開音源を一気に放出する回です!


プチお題トーク PART1

●何度も観た映画

(R.N.マミヤさん)

クローバーフィールド/HAKAISHA/ローラ殺人事件/バック・トゥ・ザ・フューチャー/パディントン/バトルシップ/アイアンマン/ゼロ・グラビティ/マッドマックス 怒りのデス・ロード/バーレスク/レ・ミゼラブル/ブルース・オールマイティ/DEAD OR ALIVE 犯罪者/タイピスト


ピックアップ:クローバーフィールド/HAKAISHA


映画冒頭のテロップで「本編はアメリカ国防総省が保管している記録映像である」と説明される。
映像はビデオカメラの持ち主ロブのプライベート風景から始まる。ある夜、日本への栄転が決まったロブを祝うために開かれたパーティーの最中、突如として不気味な爆音が鳴り響く。外の様子を見にパーティ会場の屋上へ向かった彼らは、そこで炎に包まれたニューヨーク市街を目撃する。外へ出ると爆発で吹き飛ばされた自由の女神の頭が降って来て市内はパニックに陥り、ロブを含む数人のメンバーは徒歩での脱出を試みる。
その途上彼らは軍隊の攻撃を物ともせず摩天楼を蹂躙する巨大な怪獣を目撃する。ロブの恋人を探して危険を潜り抜けていく一行の様子をビデオカメラは生々しく記録していく。
(wikipedia)


全編、P.O.V.(主観視点)で撮られたモンスターパニック映画の記念碑的な作品です。

当時、劇場で観たときの没入感は、それこそ「ゼロ・グラビティ」級に凄まじいものがありました。
手法と題材の組み合わせが目新しいだけでなく、たとえば撮影者がカメラに不慣れな演出がされていたり、ブレに合わせてCGが編集されていたり、ゴジラを意識した音楽が使用されていたりと、日本人にとっても馴染み深い質感になっていたと思います。もちろん、いまでは劇場で体験することはできませんが、もし名画座などで上映されるチャンスがあったときは、問答無用で駆け込んでください。

かつて淀川長治さんも言っておりました。

正直申してジョン・フォードの『駅馬車』をテレビで見るのはしんどい、つらい。だが、見ないよりはいい。

できれば劇場でのチャンスは逃さず、後悔しないような映画ライフを楽しみたいものです。




12:45~

●映画をどのような視点で観ているか

(R.N.ナガさん)

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多くの映画を観る人にとって、視点はのところにあるでしょう。


「作品は観客のものである」という一般的な考えは、作品から感じ取れる印象批評的な視点が重宝され、「自分がどんな感じ方をしたか」が映画の評価に直結します。作り手の思想や意図など、作品から知りえない情報はまったく関係ありません。「読者主義」とも言うべきこの立場は、さまざまな深読みや誤読が許されている反面、知識やリテラシーを問わないので、楽しみ方の幅は広がっても文化的な教養には結びつかないことがほとんどです。



この映画がなぜ評価されているのか、という世間的な価値基準を考えたとき、たどり着くひとつに「作家主義」があります。

これは「作品は作家のものである」の考えであり、作り手の思想や行動、制作背景などを事細かに分析し、作者の意図を正確に読み解くことを目的としています。作品の情報にはすべて意味があると捉えているため、膨大な下調べと正確な読解力が必要であり、これを用いた評論は多くの映画ファンにとって「映画の見方を深めるツール」として機能していることでしょう。


ところが作家側は、必ずしも観客に正しく作品の意図を汲み取ってほしい、とは考えていないものです。むしろ「自分の作品を人々がどのように受け取るのか」にこそ興味があり、多くの人に間違って解釈されようとも、自らの手を離れた以上は他者の受け取った作品観を尊重したがる傾向にあります。正確に意味を知ろうとする観客とのあいだには、もともとこういったギャップが生じるのです。


そのどちらも許容しようとするアンビバレントな状態が、文化的に健全だと言えるでしょう。誤解しないでほしいのは「みんな正しい意見だ」と乱暴にまとめているのではなく、互いの立場を想像できる、正しい意図と間違った解釈が綯交ぜになった状態が好ましいということです。



ここでひとつ、「作品は作品のものである」というオカルト的なの視点を加えてみましょう。
作家のものでもなく、読者のものでもなく、作品は作品のために独立して存在しているとすれば、自ずとの視点に寄り添うことなく、どちらも内包した立場に身を置くことになるでしょう。ときにはこのような「作品独立主義」のような見方があってもいいのかもしれません。




23:37~

●こんな目には遭いたくないと思った映画

(R.N.ピカチュウのパパさん)

10クローバーフィールド・レーン/ファイナル・デスティネーション/残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-/白鯨との闘い/冷たい熱帯魚/凶悪/アイ・アム・レジェンド/震える舌/セッション/オープン・ウォーター2/ブルー・バレンタイン


ピックアップ:ファイナル・デスティーネーション

パリへ修学旅行に向かう高校生のアレックス・ブラウニングは、飛行機が大爆発するリアルな夢を見て騒ぎを起こし、離陸前に飛行機を降ろされてしまう。
巻き添えをくった友人や教師らを残して離陸した飛行機はアレックスの夢のとおり空中で爆発、運良く生き残ったかに思われた彼らにも再び死の恐怖が。
友人達が次々と死に見舞われる中、その法則性に気づいたアレックスたちは運命に逆らおうとする。
(wikipedia)


どいらじメンバーの共通認識「最後の一人にはなりたくない」



どいらじ蔵出し音声祭り(後篇)ページへ ⇒ http://eiga-fun-radio.seesaa.net/article/444665994.html




どいらじ募集事項

第24回どいらじスペシャル2016下半期では、みなさんの今年公開映画ベスト3を募集中! 下記のアンケートフォームでサクッとお答えください。


レギュラーコーナーでは、

たん笑「宮崎駿が復帰作を発表。そのタイトルは?」

まりで気にまります「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」


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次回はどいらじスペシャル2016下半期です。シネマランキングもやりますので、お楽しみに!!


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